こんにちは、せいこです。
重度知的障害をともなう超絶多動な自閉スペクトラム症の末っ子
不登校気味の娘
発達障害グレーな長男
3人の個性的な子どもたちをネットビジネスだけで
一馬力で育てている46歳の母です。
私は2018年に10年間の結婚生活から卒業し
早いものでもう4年以上が経ちました。
離婚するときに一応「離婚協議書」なるものを
ネットで調べ見よう見まねで作り
お互いに署名捺印しました。
それにはもちろん養育費に関する取り決めも行って
記載してあります。
しかし、約束は守られることなく
離婚して3年足らずで元夫からの養育費は一方的にストップ。
周りからは「争ってでももらうべき!」と言われますが
私は一切そんな気持ちは起こりませんでした。
結論から言うと、争わなくて大正解でした。
養育費もらえない分損する?
いや、逆に良いことしかなかったんです。
それどころか、莫大の富を得ることができた
とすら思っています。
経緯なども含めて、詳しくお話していきますね。
目次
離婚協議書での取り決め
これ、離婚前に元夫と話し合って作った
離婚協議書の一部です。
養育費についての取り決めは
子ども達3人がそれぞれ高校または大学を卒業する年の3月まで
毎月各自1万円ずつの養育費を指定の銀行口座へ振り込む
としていました。
しかし、3年足らずで向こうから一方的に支払いがストップ。
一応ね、連絡はきたんですよ。
何度メールを送ってもまったく返事を返さなかった彼が
ある日突然向こうからメールを送ってきました。
コロナの影響で会社がつぶれてしまったので、養育費が払えなくなりました。
新しい仕事が見つかって払えるようになったらまた振り込みます。
予めご了承ください。
「予めご了承ください、ですと?」
あまりに突然の告知と馬鹿丁寧な日本語に
私は開いた口が塞がりませんでした。
ちなみに、元夫との出会いや離婚の経緯については
こちらの電子書籍で赤裸々に綴っております。
その丁寧なお知らせが来るまでの間も振り込みは途切れ途切れで
毎月きちんともらえていたわけではなかったんですが
月3万円でもあるのとないのとじゃ・・・ねぇ。
今後、彼の仕事が見つかったとしても
もう養育費は振り込まれないだろうな、
と直感で感じました。
しかし、私は一切戦おうとは思わなかったのです。
金の切れ目が縁の切れ目。
いや、この場合はちょっと意味合いが違うぞ・・・
まあ、いずれにしても
元夫と連絡を取ることは二度とないんだろうな、
と心から思った瞬間でありました。
見ず知らずの人からもこんなコメントが
養育費がストップした当時
末っ子はまだ4歳。
これからどんどんお金がかかっていきます。
障害があって課題が多い分
予想外の出費も多いわけで。
子ども3人を抱えたシングルマザーが
お勤めもせずにどうやって生きていくのか?
当然周りは心配するわけです。
両親や親せき、近い友人たちはもちろん
見ず知らずの人からもSNSで
心配のコメントをいただくこと多々。
しかし、私は元夫と争う気は一切ありませんでした。
もし元夫と養育費について戦ったとしたら
もし、養育費について元夫と戦うとなると
- 弁護士費用
- 文書作成費用
- 交通費
- 通信費
など、ちゃんと調べたわけじゃないけど
ざっと思いついただけでも
これだけの費用がかかるわけですよね。
これって本当に価値のあるお金の使い方なのか?
このお金を喜んで支払おうと思えるのか?
このお金を払うことで長期的かつハッピーなリターンがあるのか?
それに加えて、
とてつもない長い時間と精神的苦痛。
もし、もしも、
争った結果こちらが勝ったとします。
それで得られる金額って、
少なく見積もって高校卒業までの期間で計算すると
長男(当時11歳):3万円/月×12か月×7年=252万円
長女(当時9歳):3万円/月×12か月×9年=324万円
末っ子(当時4歳):3万円/月×12か月×18年=648万円
合計:252+324+648=1224万円なり
この1224万円を勝ち取れたとしても
それで本当に幸せなのだろうか?
どう考えても、私には貴重なお金と時間を使って
1224万円を得るだけの価値を見出せませんでした。
それに、争ったからと言って
1224万円が確実に手に入るかどうかはわかりません。
「あなたが養育費を払ってくれないから、私たちの生活は苦しい」
「あなたが養育費を払ってくれないから、お金が足りない」
こんなマイナスな気持ちを抱きながら
外国に来て慣れない環境で仕事もなくなって困っているだろう
元夫から養育費を奪い取ったとしても
私たちも、元夫も、子どもたちも幸せになれないし、
社会に貢献できたり、世界平和につながるような
メリットなんて一ミリもないと思ったんです。
「子ども達に罪はないんだから
教育にかかるお金はちゃんともらうべき。」
という意見はごもっともです。
でも、だからこそ、
私は今手元にあるお金を
生涯単位で大きなリターンを生むような
まずは私たち自身が幸せになれるような
自分で稼ぐ力をつけて社会にも貢献できるような
そんなマインドや知識やスキルを学ぶための
投資に使った方がよっぽど価値がある、と思ったんです。
だから、「元夫とは争わない」と
私が選び、私が決めました。
「インターネット×文章」で豊かで幸せに生きていける
幸い私は、
インターネットと文章を掛け合わせた
ビジネスに出会うことができました。
誰かの課題や悩みを解決へ導くために
価値あるコンテンツを届ける。
誰かと争ったり戦ったりすることなく
自分の天命を活かした仕事で
誰かの役に立つことができる。
そして、受け取った人に喜んでもらい
愛のエネルギーとして
対価であるお金を受取る。
私もビジネスを始めたばかりの頃は
山ほど失敗したし、ずいぶん遠回りもしました。
でも、そんな経験すら
価値のあるコンテンツとして
お金を生み出すことができるんです。
カサンドラ症候群になったとき
私は自身の経験をブログにまとめて発信しました。
同じように悩んでいる人たちから
たくさんの温かいメッセージが届くようになり、
中には自分がカサンドラ症候群と気づいていなかったけど
「やっとこれだ!とわかりました」
感謝の気持ちを言われたことも多々。
このブログは短期間でアクセスが思った以上に集まり
記事に貼り付けていたアドセンス広告から
予想以上の収益が発生しました。
離婚したときは、国際離婚の手続きについて
まとめたサイトを作りました。
自分が書いた書類の写真を撮って
どんな順番で、どこでどんな手続きをしたのか。
わかりづらかったことや
時間がかかったことなど
自分自身が経験していることなので
悩むことなくサクサク書けました。
こういう情報ってネット上にたくさんあるんだけど
あちこちからバラバラの情報を拾ってきて
体系立ててまとめてあるものってないんですよね。
しかも「国際離婚」だから
一般的な情報が当てはまらないことも多くて。
だから、私は時間も手間もかかりました。
私と同じ境遇にいる人たちのために、
その人たちの「面倒くさい」をショートカットするために
コンテンツにまとめて提供する。
これも立派な「インターネット×文章」と
自分の経験を活かしたビジネスになるんですよね。
「全部一つにまとめたサイトがあれば楽なのに!」
そんな自分の体験や思いが
貴重な価値となって誰かの役に立つんです。
国際離婚のサイトは、アクセス数は少なかったものの
「買い取りたい」という方が突然現れ
5万円近くで売れました。
そして、今となっては
自分の経験をコンテンツとして発信するビジネスの
やり方を教えることもできるようになってる。
こんな素晴らしいことはないですよ。
私は元夫から1224万円の養育費を
奪い取りに行く代わりに、
本質的な学びに時間とお金を使いました。
ここ5年間で自分への投資に使ったお金は
500万を超えています。
しかし、その500万が1224万どころか
何倍も何十倍もの富を生み出す
知識・スキル、そしてマインドとして
私の中に蓄積されました。
そして、今では元夫に
心か感謝できるようになったんです。
私がビジネスに本気で取り組もうと
やる気スイッチを押してくれたのも元夫。
そう簡単にできないような体験を
たくさんさせてくれたのも元夫。
子どもたちと出会わせてくれたのも元夫。
もし、あの時
元夫を恨むような気持のままで争っていたとしても
養育費を勝ち取れるどころか
私のマイナスのエネルギーがさらにマイナスなことを引き寄せ
豊かで幸せな生活とは程遠い
暗く悲しい人生を送っていたに違いない、と思います。
元夫に感謝できるようになったお陰で、
私は波動(エネルギーの波のイメージ)が上がり
どんどんよい引き寄せができるようになりました。
まるで磁石のように
自分が思ったことや口にしたことがそのまま返ってくる
のが宇宙の法則です。
まさにその通りだな、と
自分自身の一連の経験を通して
心から深く実感しているところです。
人間って一度に一つの感情しか
感じることしかできません。
怒りと感謝を同時に感じるって
あり得ないんです。
元夫との出会い、インターネット×文章ビジネスとの出会いは
私の人生を感謝でいっぱいにしてくれました。
今の私は朝起きてから夜寝るまでの
ほとんどが感謝!
すると、マイナスの感情を感じる暇が
一瞬もなくなるんですよ。
だから、ビジネスも子育ても人間関係も
すべてにおいて良いことしか引き寄せない。
元夫と争わないと決めたことが
結果、良いこと尽くしになったという話でした。
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