こんにちは、せいこです。
私はかつて12年間、中国に滞在していました。
2017年に一家で日本へ移住してきたんですが
当時は家なし、金なし、仕事なし。
おまけに子ども3人のシングルマザー状態で
ハローワークに通うも仕事が見つからず
どうしようもなくなって「ええい!」と起業し
今ではインターネットと文章で
自由に軽やかに楽しく人生を謳歌しています。
最近はビジネスコミュニティのサポート講師などもやっていて
いろんなビジネスの相談も受けるようになりました。
「起業したいんだけど勇気がない」
「新しいことに挑戦したいけど自信がない」
などなど。
こんなメッセージをいただくたびに思うのです。
「限界を決めているのは自分だよ!」
でも、気持ちはよくわかります。
私だって以前は同じような悩みを持っていたから。
特別な才能やスキルがあるわけじゃないし、
キラキラした人生を送ってきたわけでもありません。
小さいころからいわゆる「繊細さん」で、
摂食障害に、うつ病に、カサンドラ症候群に。
人生の多くの時間を闇の中で病んできました。
努力しても報われない。
と人生に絶望すら感じていました。
「私なんて・・・」が口癖でした。
だから、気持ちはわかる。
だけど、実際のところ
自分の限界を決めてるのって自分自身なんですよね。
それに気づけたら、いろんなことにチャレンジして
自分で人生をいい方向に変えていくのは
決して難しいことではないんです。
「起業するのは怖くなかった?」とよく聞かれますが
あの時はもう、なにも怖くはなかったですね。
最近、自分の人生を振り返って
とことん自分と向き合うことをやってました。
すると、ふと思い出したことがあって。
それは、スッポン。
それも、生きたスッポン。
そうか!
あのときのスッポンが
私の限界突破のきっかけとなったのかもしれない、と。
今の自分を変えたいんだけど
新しい一歩を踏み出せなくてモヤモヤしてる方へ。
何かしらの気づきがあると思うので
ぜひ最後まで私のスッポン体験談を読んでみてください。
お礼の品にいただいたのは超高級な生きたスッポン
2009年、当時私は中国の江蘇省常州市
というところに住んでいました。
中国へ住むことになった経緯は
こちらの電子書籍に詳しく書いてあるので
興味があれば読んでみてください。
当時、外科医をしていた私の元夫は
患者さんから「手術のお礼に」と
いろんなプレゼントをもらってました。
そんなある日「今日これもらった」と
元夫が手にぶら下げて返ってきたのが
生きたスッポン。
そう!見た目はカメみたいだけど
一度喰らいついたら離さない
あの恐ろしいスッポン!
しかも、生きたまま!
私は小さい頃からなんでかわからないんですが
カエル、ヘビ、トカゲの類の生き物が大の苦手。
小さいミドリガメならまだ大丈夫なんですが
スッポンとか本当に勘弁してほしいレベル。
きっと私の前世は小さな虫で
カエルかヘビかトカゲかスッポンに
豪快に食べられたんでしょうね。
もう見ただけで鳥肌が立ち冷や汗ダラダラで
「なんで、こんなのもらってきたの!一体どうしろって言うねん。」
と中国語でまくしたてました。
元夫いわく
「生きたスッポンはめちゃくちゃ高級なんだよ!調理して食べよう^^」
と。
私は尋ねました。
「どうやってさばくか知ってるの?」
元夫は言いました。
「知らないからググろう!」
私はネットで「スッポン さばき方」と検索。
①スッポンをひっくり返して首が出てきたところを切り落とす。割りばしなどをかませると良いかも。
②血を流して水で洗い70℃~80℃のお湯で5分ほど煮る。
③表面の黒い産毛のようなものをそぎ落とす。
④腹を割って食べられない臓器を出す。
⑤適当にぶった切る。これで下ごしらえは完了!
でも危ないからできれば買ったところでさばいてもらうのがいちばん。
自分でやると夢に出てくるよ~。
夢に出てくるほどなのかい・・・
でも、スッポンはとても栄養が豊富で
中国ではめちゃくちゃ高級料理
ということは知っていたし、食べたことはありました。
できるだけ新鮮なうちに調理しないと
せっかくのスッポンをダメにしてしまうし、
贈ってくださった方の気持ちも無駄にしてしまう。
しかし、私にはどうしても触れない・・・
そこで、私は写真撮影係と指示出しに徹し
調理はすべて元夫に託しました。
途中、スッポンが逃げ出そうとして
スッポンより何十倍も大きい人間の方が大慌て。
私はやっぱり肝心な部分は直視できず
何だかんだと言い訳をして途中退散。
最終的には元夫がすぐに食べられる状態
にまで処理をしてくれたのです。
私はさばいた状態のスッポンを触るのも嫌でしたが
翌日、元夫は仕事で帰りが遅くなるとのことで
私が調理をするしかありません。
スッポン料理のレシピをググりながら
脇汗ダラダラになりながら
なんとかスッポンのスープを作り終えることに成功。
無事に高級スッポンのエキスを家族みんなで味わうことができ
贈り主さんからの気持ちもちゃんと受け取ることができました。
自分の限界を突破せよ
しかし、ホッとしたのもつかの間
あまり嬉しくない贈り物は
これで終わりではなかったのです。
それからも
- 生きた鶏
- 生きたフナ
- セミの幼虫
などなど・・・
できればお目にかかりたくない贈り物が
次から次へと我が家へ届くのです。
どれも高級品で、相手は心を込めて贈ってくれるので
絶対に無駄にはできません。
しかも、激務な外科医の元夫はほとんど家におらず
手を下すのは私しかいないという状況ばかり。
当時の私は、中国に骨をうずめる覚悟でいました。
こんなことでビビッていては
これから先、中国では生きていけない・・・
子ども達にもカッコいい姿を見せたいし
爬虫類が怖いとか、生きた動物が怖いとか
そんなことはもう言ってられない!
でも、生きた動物に直接手を下すというのは
やっぱり、どうしても・・・
だが、しかし、
このままでいいのか?
そこで私はまず、
カエルの調理に挑戦することにしました。
中国ではカエルを食べるのはわりと普通で
それがまた美味しいんですよね。
鶏肉よりさっぱりしていて臭みはなく
柔らかくていろんな味付けが合う優れもの。
でも、やっぱり・・・
見るだけでも鳥肌冷汗ものの生きたカエルを
さばくのはハードルが高すぎる。
というわけで、市場で生きたカエルを買い
その場で処理をしてもらったものを
持ち帰って調理するところからチャレンジ。
カエルを見ただけでも失神しそうだったあの私が
これを手にして料理を作るなんて・・・
これがやってみれば意外と簡単にできたんですよ!
こちらはキムチ鍋風カエルの煮物。
こちらは中華風のカエル炒め。
我ながらめちゃくちゃ美味い!
私がこの人生で絶対に触れることがないと思っていた
カエルに自ら触れ、しかも絶品料理を作りだした。
私は自分で勝手に設定していた限界を
ついに突破したのです。
それからの私はあらゆることに
どんどんチャレンジできるようになり
その分結果もついてくるようになったのです。
それにしても、すいません。
こんな画像まで引っ張り出して
ビジネス系の発信メディアで
スッポンやカエルについて熱く語るなんて・・・
それだけ
「自分で決めた限界」
に気づいてほしい、ということなんです。
ネットビジネスなんてお茶の子さいさい
というわけで、ネットビジネスで起業するなんて
生きたスッポンやカエルに比べれば
全然大したことではなかったんですよね。
私はあまり不安や心配や恐れに
フォーカスしないように意識してますが
生きたスッポンを目の前にしたとき、
「もし指に噛みつかれたらどうしよう・・・」
なんて気持ちは嫌でも湧いてくるわけで
そのシーンまで明確に想像しちゃったりして。
しかし、ネットビジネスで起業するなんて
ケガする可能性なんて一ミリもありませんし
ましてや少々うまくいかなかったとしても
命を取られる心配なんてほぼ皆無なんですよ。
しかも情報発信なんて初期費用もほぼ不要。
そう考えると、どこにリスクがあるのか?
ね、怖い物なんて何もないでしょ。
起業したけど不安、心配、怖い・・・
そんな気持ちで行動に移せない方、
もう一度よく考えてみてください。
あなたが今頭の中に思い浮かべている
できない言い訳や理由って
自分自身で勝手に作りだしたものなんですよね。
自分自身で勝手に限界を設定しているだけなんです。
本当にやりたいことは何?
本当に欲しい理想の未来は?
自分の心に問うてみてください。
今は風の時代です。
自分が心からワクワクすることを
自由に軽やかにやってみましょう。
行動を起こさない限り
いつまで待っても現状は変わりません。
やってみれば意外と簡単だった!
ということがたくさんあるんですよ。
そのためにも、まずは
自分を心から丸ごと認め許し愛する。
自分で自分を過小評価するなんてかわいそうです。
大丈夫です。
あなたは十分頑張っていますから。
ありのままのあなたに十分な価値がありますから。
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